デスクトップ・Android向けクライアント設定ガイド

V2Ray之家v2rayN 設定ガイド

デバイスに合ったオープンソースクライアントを選び、まずサブスクリプションを追加。続いてルーティングとTUNモードを設定します。

  • VMess / VLESS
  • Xray / V2Fly

設定メニュー / CLIENT SETTINGS

サブスクリプション・プロキシ・ルーティングの設定

まず設定をインポートし、次にどの通信をクライアントへ渡すか、最後に通信の出力先を設定します。これらはそれぞれサブスクリプション管理、プロキシモード、ルーティングルールに対応します。どれか一つだけで全設定が済むわけではありません。

サブスクリプションURLと共有リンクは別々に読み込む

サブスクリプションURLでは複数のサーバー設定をまとめて取得でき、共有リンクは通常1件の設定を表します。v2rayNの「サブスクリプショングループ」でURLを追加し、見分けやすい名前を付けて保存したら、「すべてのサブスクリプションを更新」を実行します。共有リンクを受け取った場合は、コピーしてクリップボードから読み込めます。一覧が空のときは、同じグループを何度も作成せず、まず更新ログを確認してください。設定を1件ずつ手入力する方法と異なり、サブスクリプションならグループ管理と一括更新ができます。右側は読み込み後に使用するローカルのインバウンド設定例で、サブスクリプションURLの形式ではありません。

サブスクリプションの追加手順を見る →
{
  "inbounds": [
    {
      "listen": "127.0.0.1",
      "port": 10808,
      "protocol": "socks",
      "settings": {
        "auth": "noauth",
        "udp": true
      }
    }
  ]
}

設定画面に表示されるのは関連する項目だけで、完全な設定ファイルの代わりにはなりません。GUIクライアントはインバウンド、アウトバウンド、ルーティング、DNSを組み合わせて動作します。使い始めは設定画面から変更し、一度に変更する項目を一つに絞り、変更前の値を記録しておきましょう。

ダウンロード / PLATFORMS

OSに合わせてV2Rayクライアントを選ぶ

デスクトップではv2rayN、Androidではv2rayNGを優先し、V2Flyカーネルが必要な場合はv2flyNGを検討してください。まずOSとプロセッサーを確認してから、インストール形式を選びます。ファイル名にあるクライアント名だけで、インストーラーが使えると判断しないでください。

Windows

v2rayNを選びます。ダウンロードページにはデスクトップ版と従来のWPF版があります。デスクトップ版はクロスプラットフォームのUIを採用し、WPF版は従来の操作画面を維持しています。使い慣れたUIを選び、パッケージ内の説明に従ってインストールまたは展開してください。書き込み可能な固定フォルダーに配置し、圧縮ファイルのプレビュー画面から直接起動するのは避けましょう。設定の保存や更新に影響する場合があります。

初回起動後、まず使用可能な設定を1件読み込み、カーネルが起動することを確認してからシステムプロキシを有効にします。ポートが使用中と表示された場合は、別のクライアントを同時に起動していないか確認してください。インストールや更新の前に設定をバックアップし、UIのバージョンを切り替える際も、既存のサブスクリプショングループとルーティング設定が保たれているか確認しましょう。

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macOS

v2rayNを選び、Apple Silicon用とIntel用のパッケージを確認します。チップやプロセッサーの情報は、システムの「このMacについて」で確認できます。購入年だけで判断しないでください。インストール後はアプリケーションフォルダーから起動します。システムのセキュリティ警告が表示された場合は、内容を確認してから、システムが案内する方法で対処してください。

システムプロキシとTUNでは必要な権限が異なります。まずシステムプロキシでブラウザーに接続できることを確認し、TUNが必要か検討してください。スリープからの復帰後、Wi-Fiの切り替え後、または別のネットワークツールの使用後に接続できなくなった場合は、システムプロキシのアドレスとカーネルの動作状態を先に確認します。すぐにサブスクリプションを削除して再インストールする必要はありません。

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Android

まずXrayカーネルを採用したv2rayNGを検討してください。V2Flyカーネルが必要な場合は、ダウンロードページにあるv2flyNGを選べます。一般的な現行デバイスではarm64を選びます。プロセッサーのアーキテクチャが不明な場合は、端末情報を確認するか汎用版を選んでください。設定の互換性はカーネルによって異なります。一方のクライアントで読み込めた設定が、もう一方でも動作するとは限りません。

サブスクリプションを追加して設定を選んだら、接続をタップし、システムのVPN接続許可を確認してください。バックグラウンドで接続を維持するには、バッテリー最適化とバックグラウンド動作の制限を確認します。アプリをバックグラウンドにすると切断される場合は、まずシステムがプロセスを終了していないか調べます。フォアグラウンドでも接続できない場合は、接続ログとサブスクリプションの更新結果を確認してください。

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Linux

v2rayNを選び、ディストリビューションに合わせてdebまたはrpmを、プロセッサーに合わせてx64またはarm64を選びます。パッケージ形式とプロセッサーアーキテクチャは別々の条件で、互いに代用できません。ディストリビューションのGUIパッケージインストーラーでインストールしてください。依存関係が満たされない場合は、まずインストーラーに表示された内容に対処してからクライアントを起動します。

デスクトップ環境によってシステムプロキシの参照方法が異なり、アプリ側でSOCKSまたはHTTPの接続先を個別に設定する必要がある場合もあります。まずプロキシ設定に従うことが明確なアプリで動作を確認してから、ほかのアプリに広げてください。TUNを有効にする前に必要な権限と既存の仮想ネットワークインターフェースを確認します。問題の切り分けでは通常のプロキシ設定に戻し、同時に変更する項目を減らしましょう。

ダウンロードページへ

すべてのクライアントを見る →ダウンロード先と対応環境の説明はダウンロードセンターにまとめています。

設定の流れ / QUICK START

サブスクリプションの追加から接続確認まで

初回設定ではデフォルトのルーティングと通常のプロキシを使い、TUNとLAN共有はオフのままにします。まず基本の接続を確立してから機能を追加すると、問題が起きたときに原因を特定しやすくなります。

  1. サブスクリプションを追加して設定一覧を更新

    v2rayNで「サブスクリプショングループ」を開き、サブスクリプションURLと名前を追加して保存し、更新を実行します。Android版v2rayNGでは「サブスクリプショングループの設定」でURLを管理し、メイン画面に戻って更新できます。URLをコピーするときは、空白や改行、説明文が混ざっていないか確認してください。共有リンクはクリップボードから読み込み、サブスクリプションURLとして入力しないでください。

    更新後、一覧に読み込んだ設定が表示されます。空のままの場合はログを確認し、URLへのアクセス失敗、取得内容が空、未対応形式のどれかを切り分けてください。サブスクリプションリンクにはアクセス認証情報が含まれる場合があります。完全なURLを公開の掲示板に投稿しないでください。クライアントは設定を読み込むためのもので、サブスクリプションサービスを提供するものではありません。

  2. 設定を選んでプロキシモードを設定

    一覧から使うサーバー設定を選び、クライアントに対応するカーネルを起動させます。デスクトップでブラウザーにプロキシを使う場合は「システムプロキシを自動設定」を選びます。Androidでは接続をタップし、システムの案内に従ってVPN接続を許可してください。初回の動作確認では経路を一つに絞り、同じ通信取り込み機能を持つツールを複数同時に有効にしないでください。

    この段階ではルーティングプリセットを使い、インターネット上の設定ファイルを丸ごと貼り付けるのは避けましょう。システムプロキシは、アプリのリクエストをローカルポートに渡すかどうかを決めます。ルーティングは、カーネルが受け取ったリクエストの出力先を決めます。アプリがシステムプロキシに従わない場合、ルーティングルールを何度変えても通信は取り込めません。アプリ独自のネットワーク設定を確認してください。

  3. 実際に接続して確認し、問題に対処

    ブラウザーで普段使うページを開き、接続アイコンやテスト結果だけでなく、実際にコンテンツが表示されることを確認します。カーネルのテスト成功は、特定のテスト経路が使えることを示すだけで、すべてのアプリやドメインで問題がないとは限りません。続いて別の種類の接続先も確認し、ルーティングによってローカルサービスまでプロキシ経由になっていないか調べましょう。

    問題が起きたら「カーネルが起動しているか → アプリの通信がプロキシに入っているか → ルーティングルールに一致しているか → DNSが正常か」の順に確認します。接続タイムアウト、証明書エラー、ドメイン名の解決失敗では原因が異なるため、該当するエラー情報を残してください。ログを共有する場合は、サブスクリプションURL、サーバー認証情報、個人のファイルパスを先に削除します。

詳しい設定ガイドを見る →

プロジェクトの関係 / OPEN SOURCE

Project V、V2Fly、Xrayの関係

クライアントは操作画面を提供し、カーネルはプロトコル接続と通信処理を担います。この二つを分けて考えることで、どのプロジェクトが各設定を提供しているか、同じ共有リンクでもクライアントによって動作が異なる理由を理解しやすくなります。

ツール群からカーネルの分岐へ

Project Vはネットワークプロキシツールを中心とするオープンソースのエコシステムで、V2Rayはその主要な構成要素です。V2FlyコミュニティはV2Rayカーネルの開発と保守を引き継ぎ、XrayはV2Rayから派生した別のカーネルです。共通する概念や設定構造はありますが、対応プロトコル、通信方式、設定項目はそれぞれ変化しています。名称が似ていても設定が完全に同じとは限りません。

VMessやVLESSはプロトコル名、WebSocketやgRPCは通信方式です。TLSは通信のセキュリティ設定に関係します。設定を読み込む際は、これらのパラメーターをサーバー側と一致させる必要があります。プロトコル名が正しくても、通信経路、サーバー名、ポートが正しいとは限りません。原因を調べる際は、すべての項目を一度に変更せず、一つずつ確認してください。

GUIクライアントとカーネルの役割

v2rayNはデスクトップでサブスクリプショングループ、サーバー選択、システムプロキシ、ルーティングを管理する画面を提供し、設定を対応するカーネルに渡して実行します。v2rayNGはAndroid向けのオープンソースクライアントで、Xrayカーネルを採用しています。v2flyNGはV2Flyカーネルを使う選択肢です。いずれもオープンソースですが、UI、パッケージ、メンテナンスの方針は別々です。機能が使えるかどうかは、実際に使用するカーネルの対応状況にも左右されます。

まずOSを確認し、次に既存の設定が必要とするプロトコルや通信方式を確かめてください。デスクトップではv2rayN、Androidではv2rayNGから始めるのがおすすめです。V2Flyとの互換性が必要な場合はv2flyNGも検討しましょう。カーネル名が違うだけで接続速度に一定の差があるとは限りません。アクセス結果には、サーバー回線やネットワーク環境、設定のほうが直接影響することがよくあります。

オープンソースソフトウェアのライセンスは一律ではない

オープンソースとは、各プロジェクトのライセンスに定められた条件のもとで、ソースコードの利用、改変、再配布が認められていることを意味します。V2FlyのV2RayカーネルとXrayカーネルはMPL 2.0を採用していますが、クライアントや依存コンポーネントには別のライセンスが適用される場合があります。通常の利用では機能とメンテナンス情報を確認すれば十分です。改変、パッケージ化、再配布を行う場合は、クライアント、カーネル、同梱コンポーネントそれぞれのライセンスを確認してください。

ソースコードが公開されていると、実装についてコミュニティで議論し、問題を報告し、変更内容を確認できます。ただし、設定の入手元を利用者自身が判断する必要があることに変わりはありません。サブスクリプションの提供者、サーバーの運営者、GUIクライアントはそれぞれ異なる役割を担います。読み込む前に設定の入手元を確認し、利用時には通信がどのサーバーを経由するか把握してください。クライアントがオープンソースであることと、第三者サービスへの信頼性を混同しないでください。

更新前に元へ戻せる設定を保存

クライアントの更新では、メニュー、設定の生成方法、カーネルコンポーネント、ルールデータが変更される場合があります。更新前にサブスクリプショングループ、ルーティング、必要なカスタム設定をバックアップし、正常に動作している組み合わせを記録しておきましょう。更新後は既存の設定を先にテストしてから、新機能を試します。基本の接続に失敗した場合は、同じサブスクリプションを何度も読み込まず、ログと設定の変更点を比較してください。

サブスクリプション、クライアント、カーネル、ルールデータの更新はそれぞれ別の操作です。サブスクリプションを更新するとサーバー設定は新しくなりますが、クライアントの互換性に関する問題がすべて解決するわけではありません。ルーティングデータが古くても、アプリの再インストールが必要とは限りません。更新する対象を先に特定し、対応するメニューから実行することで、問題の原因が分からないまま変更範囲を広げずに済みます。

3つのクライアントを比較する →初心者から上級者向けの設定ガイドを読む →

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